1.4. 新機能および機能拡張
今回のリリースでは、以下のコンポーネントおよび概念に関連する拡張機能が追加されました。
1.4.1. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.5 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
このリリースでは、OpenTelemetry プロトコル (OTLP) を Red Hat OpenShift 分散トレーシングプラットフォーム Operator に取り込むためのサポートが導入されています。Operator は OTLP ポートを自動的に有効にするようになりました。
- ポート 4317 は OTLP gRPC プロトコルに使用されます。
- ポート 4318 は OTLP HTTP プロトコルに使用されます。
このリリースでは、Kubernetes リソース属性を収集するためのサポートも、Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集 Operator に追加されています。
1.4.1.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.5 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.36 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.56 |