6.2.3. 既知の問題


  • Red Hat OpenShift Pipelines のリリースでは、非接続インストールのサポートが追加されました。ただし、クラスタータスクで使用される一部のイメージは、非接続クラスターで動作するようにミラーリングする必要があります。
  • openshift namespace のパイプラインは、Red Hat OpenShift Pipelines Operator のアンインストール後に削除されません。oc delete pipelines -n openshift --all コマンドを使用してパイプラインを削除します。
  • Red Hat OpenShift Pipelines Operator をアンインストールしても、イベントリスナーは削除されません。

    回避策として、EventListener および Pod CRD を削除するには、以下を実行します。

    1. EventListener オブジェクトを foregroundDeletion ファイナライザーで編集します。

      $ oc patch el/<eventlistener_name> -p '{"metadata":{"finalizers":["foregroundDeletion"]}}' --type=merge

      以下に例を示します。

      $ oc patch el/github-listener-interceptor -p '{"metadata":{"finalizers":["foregroundDeletion"]}}' --type=merge
    2. EventListener CRD を削除します。

      $ oc patch crd/eventlisteners.triggers.tekton.dev -p '{"metadata":{"finalizers":[]}}' --type=merge
  • IBM Power Systems (ppc64le) または IBM Z (s390x) クラスターでコマンド仕様なしにマルチアーキテクチャーコンテナーイメージタスクを実行すると、TaskRun リソースは以下のエラーを出して失敗します。

    Error executing command: fork/exec /bin/bash: exec format error

    回避策として、アーキテクチャー固有のコンテナーイメージを使用するか、または正しいアーキテクチャーを参照する sha256 ダイジェストを指定します。sha256 ダイジェストを取得するには、以下を実行します。

    $ skopeo inspect --raw <image_name>| jq '.manifests[] | select(.platform.architecture == "<architecture>") | .digest'
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