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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.15.9.6. 検出モード
検出モードでは、設定を変更せずにクラスターの機能を検証できます。既存の環境設定はテストに使用されます。テストは必要な設定項目の検索を試行し、それらの項目を使用してテストを実行します。特定のテストの実行に必要なリソースが見つからない場合、テストは省略され、ユーザーに適切なメッセージが表示されます。テストが完了すると、事前に設定された設定項目のクリーンアップは行われず、テスト環境は別のテストの実行にすぐに使用できます。
一部の設定項目は、テストで引き続き作成されます。これらの項目は、テストを実行するために必要な特定の項目です (例: SR-IOV ネットワーク)。これらの設定項目はカスタム namespace に作成され、テストの実行後にクリーンアップされます。
さらに、これによりテストの実行時間が削減されます。設定項目はすでに存在しているので、環境設定および安定化に追加の時間は取る必要はありません。
検出モードを有効にするには、以下のように DISCOVERY_MODE
環境変数を設定してテストに対して指示する必要があります。
$ docker run -v $(pwd)/:/kubeconfig:Z -e KUBECONFIG=/kubeconfig/kubeconfig -e DISCOVERY_MODE=true registry.redhat.io/openshift-kni/cnf-tests /usr/bin/test-run.sh
15.9.6.1. 必要な環境設定の前提条件
SR-IOV テスト
ほとんどの SR-IOV テストには以下のリソースが必要です。
-
SriovNetworkNodePolicy
-
SriovNetworkNodePolicy
で指定されるリソースの 1 つ以上が割り当て可能な状態であること。リソース数が 5 以上の場合に十分であると見なされます。
テストによっては、追加の要件があります。
-
利用可能なポリシーリソースがあるノード上の未使用のデバイス。リンク状態が
DOWN
であり、ブリッジスレーブではない。 -
MTU 値が
9000
のSriovNetworkNodePolicy
。
DPDK テスト
DPDK 関連のテストには、以下が必要です。
- パフォーマンスプロファイル
- SR-IOV ポリシー。
-
SRIOV ポリシーで利用可能なリソースが含まれ、
PerformanceProfile
ノードセレクターで利用可能なノード。
PTP テスト
-
スレーブ
PtpConfig
(ptp4lOpts="-s" ,phc2sysOpts="-a -r"
)。 -
スレーブ
PtpConfig
に一致するラベルの付いたノード。
SCTP テスト
-
SriovNetworkNodePolicy
-
SriovNetworkNodePolicy
および SCTP を有効にするMachineConfig
の両方に一致するノード。
Performance Operator のテスト
各種のテストにはそれぞれ異なる要件があります。以下はその一部になります。
- パフォーマンスプロファイル
-
profile.Spec.CPU.Isolated = 1
を持つパフォーマンスプロファイル。 -
profile.Spec.RealTimeKernel.Enabled == true
を持つパーマンスプロファイル。 - Huge Page が使用されていないノード。