1.4.7. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.0.0 の新機能および機能拡張
本リリースでは、Red Hat OpenShift Jaeger を Red Hat OpenShift 分散トレースとして再ブランディングしています。このリリースは、以下の変更、追加、および改善点で設定されています。
Red Hat OpenShift の分散トレースは、以下の 2 つの主要コンポーネントで設定されるようになりました。
- Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム: このコンポーネントは、オープンソースの Jaeger プロジェクト に基づいています。
- Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集: このコンポーネントは、オープンソースの OpenTelemetry プロジェクト に基づいています。
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Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム Operator を Jaeger 1.28 に更新。今後、Red Hat OpenShift 分散トレースは
stable
Operator チャネルのみをサポートします。個別リリースのチャネルはサポートされなくなりました。 - OpenTelemetry 0.33 をベースとした、新しい Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集 Operator が導入されました。この Operator はテクノロジープレビュー機能である点に注意してください。
- OpenTelemetry プロトコル (OTLP) のサポートを Query サービスに追加されました。
- OpenShift OperatorHub に表示される新しい分散トレースアイコンが導入されました。
- 名前の変更および新機能に対応するためのドキュメントへのローリング更新が含まれます。
本リリースでは、、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正にも対応しています。
1.4.7.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.0.0 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.28.0 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.33.0 |