6.2.3. ノードの設定
provisioning
ネットワークを使用する場合のノードの設定
クラスター内の各ノードには、適切なインストールを行うために以下の設定が必要です。
ノード間で一致していないと、インストールに失敗します。
クラスターノードには 3 つ以上の NIC を追加できますが、インストールプロセスでは最初の 2 つの NIC のみに焦点が当てられます。
NIC | ネットワーク Network | VLAN |
NIC1 |
| <provisioning-vlan> |
NIC2 |
| <baremetal-vlan> |
NIC1 は、OpenShift Container Platform クラスターのインストールにのみ使用されるルーティング不可能なネットワーク (provisioning
) です。
プロビジョナーノードでの Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.x インストールプロセスは異なる可能性があります。ローカルの Satellite サーバー、PXE サーバー、PXE 対応の NIC2 を使用して Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.x をインストールするには、以下のようになります。
PXE | ブート順序 |
NIC1 PXE 対応の | 1 |
NIC2 | 2 |
他のすべての NIC で PXE が無効になっていることを確認します。
コントロールプレーンおよびワーカーノードを以下のように設定します。
PXE | ブート順序 |
NIC1 PXE 対応 (プロビジョニングネットワーク) | 1 |
provisioning
ネットワークを使用しないノードの設定
インストールプロセスには、1 つの NIC が必要です。
NIC | ネットワーク Network | VLAN |
NICx |
| <baremetal-vlan> |
NICx は、OpenShift Container Platform クラスターのインストールに使用されるルーティング可能なネットワーク (baremetal
) であり、インターネットにルーティング可能です。