This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.11.4.5. 永続ボリューム属性の編集
MigPlan カスタムリソース (CR) を作成した後、MigrationController CR は永続ボリューム (PV) を検出します。spec.persistentVolumes ブロックと status.destStorageClasses ブロックが MigPlan CR に追加されます。
spec.persistentVolumes.selection ブロックの値を編集できます。spec.persistentVolumes.selection ブロックの外部で値を変更すると、MigPlan CR が MigrationController CR によって調整されるときに値が上書きされます。
spec.persistentVolumes.selection.storageClass パラメーターのデフォルト値は、次のロジックによって決定します。
-
ソースクラスター PV が Gluster または NFS の場合のデフォルトは、
accessMode: ReadWriteManyの場合はcephfs、accessMode: ReadWriteOnceの場合はcephrbdです。 -
PV が Gluster でも NFS でもない場合、もしくは、
cephfsまたはcephrbdが使用できない場合、デフォルトは同じプロビジョナーのストレージクラスです。 - 同じプロビジョナーのストレージクラスが使用できない場合、デフォルトは宛先クラスターのデフォルトのストレージクラスです。
storageClass 値を、MigPlan CR の status.destStorageClasses ブロック内の任意の name パラメーターの値に変更できます。
storageClass 値が空の場合、移行後、PV にはストレージクラスがありません。このオプションは、たとえば、PV を宛先クラスターの NFS ボリュームに移動する場合に適しています。
前提条件
-
MigPlanCR がReady状態にある。
手順
MigPlanCR でspec.persistentVolumes.selection値を編集します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- 許可される値は、
move、copy、およびskipです。サポートされているアクションが 1 つだけの場合、デフォルト値はサポートされているアクションです。複数のアクションがサポートされている場合、デフォルト値はcopyです。 - 2
- 許可される値は、
snapshotおよびfilesystemです。デフォルト値はfilesystemです。 - 3
- MTC Web コンソールでファイルシステムコピーの検証オプションを選択すると、
verifyパラメーターが表示されます。falseに設定できます。 - 4
- デフォルト値を、
MigPlanCR のstatus.destStorageClassesブロック内の任意のnameパラメーターの値に変更できます。値が指定されていない場合、PV は移行後にストレージクラスを持ちません。 - 5
- 使用できる値は
ReadWriteOnceおよびReadWriteManyです。この値が指定されていない場合、デフォルトはソースクラスター PVC のアクセスモードです。アクセスモードは、MigPlanでのみ編集できます。MTC Web コンソールを使用して編集することはできません。
関連情報
-
moveおよびcopyアクションの詳細は、MTC ワークフロー を参照してください。 -
skipアクションの詳細については、移行からの PVC の除外 を参照してください。 - ファイルシステムとスナップショットのコピー方法の詳細については、データのコピー方法について を参照してください。