3.9.22. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでの Azure インストールの実行


Microsoft Azure のユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーで OpenShift Container Platform のインストールを開始した後は、クラスターが準備状態になるまでクラスターのイベントをモニターできます。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターのブートストラップマシンを、ユーザーによってプロビジョニングされる Azure インフラストラクチャーにデプロイします。
  • oc CLI をインストールし、ログインします。

手順

  • クラスターのインストールを完了します。

    $ ./openshift-install --dir <installation_directory> wait-for install-complete 1

    出力例

    INFO Waiting up to 30m0s for the cluster to initialize...

    1
    <installation_directory> には、インストールファイルを保存したディレクトリーへのパスを指定します。
    重要
    • インストールプログラムが生成する Ignition 設定ファイルには、24 時間が経過すると期限切れになり、その後に更新される証明書が含まれます。証明書を更新する前にクラスターが停止し、24 時間経過した後にクラスターを再起動すると、クラスターは期限切れの証明書を自動的に復元します。例外として、kubelet 証明書を回復するために保留状態の node-bootstrapper 証明書署名要求 (CSR) を手動で承認する必要があります。詳細は、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリー についてのドキュメントを参照してください。
    • 24 時間証明書はクラスターのインストール後 16 時間から 22 時間にローテーションするため、Ignition 設定ファイルは、生成後 12 時間以内に使用することをお勧めします。12 時間以内に Ignition 設定ファイルを使用することにより、インストール中に証明書の更新が実行された場合のインストールの失敗を回避できます。
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