4.6. 関数コマンド
4.6.1. 関数の作成
関数をビルドし、デプロイする前に、Knative (kn
) CLI を使用して関数を作成する必要があります。コマンドラインでパス、ランタイム、テンプレート、およびイメージレジストリーをフラグとして指定するか、-c
フラグを使用してターミナルで対話型エクスペリエンスを開始できます。
OpenShift Serverless Functions は、テクノロジープレビュー機能としてのみご利用いただけます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
前提条件
- OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
-
Knative (
kn
) CLI をインストールしている。
手順
関数プロジェクトを作成します。
$ kn func create -r <repository> -l <runtime> -t <template> <path>
-
受け入れられるランタイム値には、
quarkus
、node
、typescript
、go
、python
、springboot
、およびrust
が含まれます。 受け入れられるテンプレート値には、
http
とcloudevents
が含まれます。コマンドの例
$ kn func create -l typescript -t cloudevents examplefunc
出力例
Created typescript function in /home/user/demo/examplefunc
または、カスタムテンプレートを含むリポジトリーを指定することもできます。
コマンドの例
$ kn func create -r https://github.com/boson-project/templates/ -l node -t hello-world examplefunc
出力例
Created node function in /home/user/demo/examplefunc
-
受け入れられるランタイム値には、