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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.7.18.8. ローカル仮想マシンディスクの別のノードへの移動
ローカルボリュームストレージを使用する仮想マシンは、特定のノードで実行されるように移動することができます。
以下の理由により、仮想マシンを特定のノードに移動する場合があります。
- 現在のノードにローカルストレージ設定に関する制限がある。
- 新規ノードがその仮想マシンのワークロードに対して最適化されている。
ローカルストレージを使用する仮想マシンを移行するには、データボリュームを使用して基礎となるボリュームのクローンを作成する必要があります。クローン操作が完了したら、新規データボリュームを使用できるように 仮想マシン設定を編集 するか、または 新規データボリュームを別の仮想マシンに追加 できます。
cluster-admin ロールのないユーザーには、複数の namespace 間でボリュームのクローンを作成できるように 追加のユーザーパーミッション が必要になります。
7.18.8.1. ローカルボリュームの別のノードへのクローン作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
基礎となる永続ボリューム要求 (PVC) のクローンを作成して、仮想マシンディスクを特定のノードで実行するように移行することができます。
仮想マシンディスクのノードが適切なノードに作成されることを確認するには、新規の永続ボリューム (PV) を作成するか、または該当するノードでそれを特定します。一意のラベルを PV に適用し、これがデータボリュームで参照できるようにします。
宛先 PV のサイズはソース PVC と同じか、またはそれよりも大きくなければなりません。宛先 PV がソース PVC よりも小さい場合、クローン作成操作は失敗します。
前提条件
- 仮想マシンが実行されていないこと。仮想マシンディスクのクローンを作成する前に、仮想マシンの電源を切ります。
手順
ノードに新規のローカル PV を作成するか、またはノードにすでに存在しているローカル PV を特定します。
nodeAffinity.nodeSelectorTermsパラメーターを含むローカル PV を作成します。以下のマニフェストは、node01に10Giのローカル PV を作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ターゲットノードに存在する PV を特定します。設定の
nodeAffinityフィールドを確認して、PV がプロビジョニングされるノードを特定することができます。oc get pv <destination-pv> -o yaml
$ oc get pv <destination-pv> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のスニペットは、PV が
node01にあることを示しています。出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
PV に一意のラベルを追加します。
oc label pv <destination-pv> node=node01
$ oc label pv <destination-pv> node=node01Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下を参照するデータボリュームマニフェストを作成します。
データボリュームマニフェストをクラスターに適用してクローン作成の操作を開始します。
oc apply -f <clone-datavolume.yaml>
$ oc apply -f <clone-datavolume.yaml>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
データボリュームは、仮想マシンの PVC のクローンを特定のノード上の PV に作成します。