4.7. Webhook の作成
Webhook は、設定されたイベントがリポジトリーで発生するたびに EventListener によって受信される HTTP POST メッセージです。その後、イベントペイロードは TriggerBinding にマップされ、TriggerTemplate によって処理されます。TriggerTemplate は最終的に 1 つ以上の PipelineRun を開始し、Kubernetes リソースの作成およびデプロイメントを実行します。
このセクションでは、フォークされた Git リポジトリー vote-ui
および vote-api
で Webhook URL を設定します。この URL は、一般に公開されている EventListener サービスルートを参照します。
Webhook を追加するには、リポジトリーへの管理者権限が必要です。リポジトリーへの管理者アクセスがない場合は、Webhook を追加できるようにシステム管理者に問い合わせてください。
手順
Webhook URL を取得します。
$ echo "URL: $(oc get route el-vote-app --template='http://{{.spec.host}}')"
出力で取得した URL をメモします。
フロントエンドリポジトリーで Webhook を手動で設定します。
-
フロントエンド Git リポジトリー
vote-ui
をブラウザーで開きます。 -
Settings
Webhooks Add Webhook をクリックします。 Webhooks/Add Webhook ページで以下を実行します。
- 手順 1 の Webhook URL を Payload URL フィールドに入力します。
- Content type について application/json を選択します。
- シークレットを Secret フィールドに指定します。
- Just the push event が選択されていることを確認します。
- Active を選択します。
- Add Webhook をクリックします。
-
フロントエンド Git リポジトリー
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バックエンドリポジトリー
vote-api
について手順 2 を繰り返します。