3.9.7. Azure リソースグループおよびアイデンティティーの作成
Microsoft Azure リソースグループ およびリソースグループのアイデンティティーを作成する必要があります。これらはいずれも Azure での OpenShift Container Platform クラスターのインストール時に使用されます。
前提条件
- Azure アカウントを設定します。
- クラスターの Ignition 設定ファイルを生成します。
手順
サポートされる Azure リージョンにリソースグループを作成します。
$ az group create --name ${RESOURCE_GROUP} --location ${AZURE_REGION}
リソースグループの Azure アイデンティティーを作成します。
$ az identity create -g ${RESOURCE_GROUP} -n ${INFRA_ID}-identity
これは、クラスター内の Operator に必要なアクセスを付与するために使用されます。たとえば、これにより Ingress Operator はパブリック IP およびそのロードバランサーを作成できます。Azure アイデンティティーをロールに割り当てる必要があります。
Contributor ロールを Azure アイデンティティーに付与します。
Azure ロールの割り当てで必要な以下の変数をエクスポートします。
$ export PRINCIPAL_ID=`az identity show -g ${RESOURCE_GROUP} -n ${INFRA_ID}-identity --query principalId --out tsv`
$ export RESOURCE_GROUP_ID=`az group show -g ${RESOURCE_GROUP} --query id --out tsv`
Contributor ロールをアイデンティティーに割り当てます。
$ az role assignment create --assignee "${PRINCIPAL_ID}" --role 'Contributor' --scope "${RESOURCE_GROUP_ID}"