4.2.5. mint モード
mint モードは、OpenShift Container Platform のデフォルトおよび推奨される Cloud Credential Operator (CCO) の認証情報モードです。このモードでは、CCO は提供される管理者レベルのクラウド認証情報を使用してクラスターを実行します。mint モードは AWS、GCP および Azure でサポートされます。
mint モードでは、admin
認証情報は kube-system
namespace に保存され、次に CCO によってクラスターの CredentialsRequest
オブジェクトを処理し、特定のパーミッションでそれぞれのユーザーを作成するために使用されます。
mint モードには以下の利点があります。
- 各クラスターコンポーネントにはそれぞれが必要なパーミッションのみがあります。
- クラウド認証情報の自動の継続的な調整が行われます。これには、アップグレードに必要になる可能性のある追加の認証情報またはパーミッションが含まれます。
1 つの不利な点として、mint モードでは、admin
認証情報がクラスターの kube-system
シークレットに保存される必要があります。