6.3.7. 非接続レジストリーの作成 (オプション)
インストールレジストリーのローカルコピーを使用して OpenShift KNI クラスターをインストールする必要がある場合があります。これにより、クラスターノードがインターネットにアクセスできないネットワーク上にあるため、ネットワークの効率が高まる可能性があります。
レジストリーのローカルまたはミラーリングされたコピーには、以下が必要です。
- レジストリーの証明書。これには、自己署名証明書を使用できます。
- Web サーバー: これは、システム上のコンテナーによって提供されます。
- 証明書およびローカルリポジトリーの情報が含まれる更新されたプルシークレット。
レジストリーノードでの非接続レジストリーの作成はオプションです。以下のセクションでは、それらの手順はレジストリーノードで非接続レジストリーを作成する場合にのみ実行する必要があるためにオプションであることを示しています。レジストリーノードで非接続レジストリーを作成する際に、(optional) というラベルが付けられたすべての後続のサブセクションを実行する必要があります。
6.3.7.1. ミラーリングされたレジストリーをホストするためのレジストリーノードの準備 (オプション)
レジストリーノードに以下の変更を加えます。
手順
レジストリーノードでファイアウォールポートを開きます。
$ sudo firewall-cmd --add-port=5000/tcp --zone=libvirt --permanent $ sudo firewall-cmd --add-port=5000/tcp --zone=public --permanent $ sudo firewall-cmd --reload
レジストリーノードに必要なパッケージをインストールします。
$ sudo yum -y install python3 podman httpd httpd-tools jq
リポジトリー情報が保持されるディレクトリー構造を作成します。
$ sudo mkdir -p /opt/registry/{auth,certs,data}