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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.11.2. コマンドラインを使用したアプリケーションの移行
移行を自動化するために、コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して MTC API でアプリケーションを移行できます。
11.2.1. 移行の前提条件
-
cluster-admin
権限を持つユーザーとしてすべてのクラスターにログインしている必要があります。
イメージの直接移行
- ソースクラスターのセキュアな内部レジストリーが公開されている必要があります。
- 公開されるレジストリーへのルートを作成しておく必要があります。
ボリュームの直接移行
- クラスターがプロキシーを使用する場合に Stunnel TCP プロキシーを設定している必要があります。
内部イメージ
アプリケーションが
openshift
namespace の内部イメージを使用する場合、イメージの必要なバージョンがターゲットクラスターに存在することを確認する必要があります。OpenShift Container Platform 4.6 クラスターで非推奨の OpenShift Container Platform 3 イメージを使用できるように、イメージストリームタグを手動で更新できます。
クラスター
- ソースクラスターは、最新の z-stream リリースにアップグレードされる必要があります。
- MTC のバージョンは、すべてのクラスターで同一である必要があります。
ネットワーク
- クラスターには、レプリケーションリポジトリーに対して、また各クラスター間で無制限のネットワークアクセスが必要です。
-
move
を使用して永続ボリュームをコピーする場合、クラスターにはリモートボリュームへの無制限のネットワークアクセスが必要です。 OpenShift Container Platform 3 クラスターで以下のポートを有効にする必要があります。
-
8443
(API サーバー) -
443
(ルート) -
53
(DNS)
-
OpenShift Container Platform 4 クラスターで以下のポートを有効にする必要があります。
-
6443
(API サーバー) -
443
(ルート) -
53
(DNS)
-
-
TLS を使用している場合は、レプリケーションリポジトリーでポート
443
を有効にする必要があります。
永続ボリューム (PV)
- PV は有効である必要があります。
- PV は永続ボリューム要求にバインドされる必要があります。
スナップショットを使用して PV をコピーする場合には、以下の前提条件が追加されます。
- クラウドプロバイダーはスナップショットをサポートしている必要があります。
- PV に同じクラウドプロバイダーがなければなりません。
- PV は同じ地理的リージョンにある必要があります。
- PV には同じストレージクラスがなければなりません。