1.8.46. RHBA-2022:0025 - OpenShift Container Platform 4.6.53 バグ修正およびセキュリティー更新
発行日: 2022-01-12
セキュリティー更新を含む OpenShift Container Platform リリース 4.6.53 が利用可能になりました。更新に含まれるバグ修正は、RHBA-2022:0025 アドバイザリーに記載されています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHSA-2022:0024 アドバイザリーで提供されています。
以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。
$ oc adm release info 4.6.53 --pullspecs
1.8.46.1. バグ修正
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以前は、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) モードで、
ironic-python-agent
が Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージのダウンロード後に UEFI ブートローダーエントリーを作成していました。Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.4 に基づく RHCOS イメージを使用すると、このエントリーを使用したイメージの起動に失敗する可能性があります。したがって、UEFI エントリーの順序によっては、ironic-python-agent
によってインストールされたエントリーがイメージの起動時に使用されると、起動に失敗し、BIOS エラー画面が出力される可能性があります。今回の更新により、ironic-python-agent
は、固定のブートエントリーを使用する代わりに、イメージにある CSV ファイルに基づいてブートエントリーを設定します。その結果、イメージはエラーなしで適切に起動します。(BZ#2025495)