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1.8.30.2. バグ修正

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  • 以前は、IPv4 アドレスを持つノードでシングルスタック IPv6 クラスターを開始すると、kubelet はノード IP に IPv6 IP ではなく IPv4 IP を使用していた可能性がありました。その結果、ホストネットワーク Pod には IPv6 IP ではなく IPv4 IP が含まれるため、IPv6 のみの Pod からは到達できなくなっていました。この更新により、ノード IP ピッキングコードが修正され、kubelet が IPv6 IP を使用するようになりました。(BZ#1942488)
  • BZ#1953097 の修正は、サイズが 1232 バイトの CoreDNS bufsize プラグインを有効化しました。一部のプリミティブ DNS リゾルバーは、512 バイトを超える UDP 経由で DNS 応答メッセージを受信できません。その結果、Go の内部 DNS ライブラリーなどの一部の DNS リゾルバーは、DNS Operator から詳細な DNS 応答を受け取ることができません。今回の更新で、すべてのサーバーで CoreDNS bufsize が 512 バイトに設定されました。その結果、UDP DNS メッセージが適切に受信されるようになりました。(BZ#1970140)
  • これまでは、HTTP 接続の実行時に適切なタイムアウトが設定されていなかったため、接続が開かれたままになっていました。その結果、これらの接続は最大限度に達するまで蓄積され、その結果、Operator は入ってくるイベントを処理することができなくなりました。今回の更新により、Operator が使用する HTTP クライアントにタイムアウトが追加され、タイムアウトに達した後、開いている接続が確実に閉じられるようになりました。(BZ#1959563)
  • 以前のバージョンでは、ルートを介して公開されたサービスから selector を削除すると、サービスの Pod 用に作成される endpointslices が重複し、サーバーエントリーの重複が原因で HAProxy の再読み込みエラーが発生していました。この更新により、HAProxy 設定ファイルを書き出すときに誤って重複するサーバー行が除外されるため、サービスからセレクターを削除してもルーターが失敗することはなくなりました。(BZ#1965329)
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