1.2.2.18. IBM Z および LinuxONE
本リリースでは、IBM Z および LinuxONE は OpenShift Container Platform 4.6 と互換性があります。インストール手順については、IBM Z および LinuxONE へのクラスターのインストール について参照してください。
制限
IBM Z および LinuxONE の OpenShift Container Platform については、以下の制限に注意してください。
IBM Z 向けの OpenShift Container Platform には、以下のテクノロジープレビューが含まれていません。
- ログ転送
- Precision Time Protocol (PTP) ハードウェア
- CSI ボリュームスナップショット
- OpenShift Pipeline
以下の OpenShift Container Platform 機能はサポートされていません。
- OpenShift Container Platform Virtualization
- Red Hat OpenShift Service Mesh
- CodeReady Containers (CRC)
- OpenShift Container Platform Metering
- Multus CNI プラグイン
- FIPS 暗号
- etcd に保存されるデータの暗号化
- マシンヘルスチェックによる障害のあるマシンの自動修復
- OpenShift Container Platform のデプロイメント時の Tang モードのディスク暗号化
- OpenShift Container Platform Serverless
- Helm コマンドラインインターフェイス (CLI) ツール
- オーバーコミットの制御およびノード上のコンテナーの密度の管理
- CSI ボリュームのクローン作成
- NVMe
- ファイバーチャネルを使用した永続ストレージ
- ワーカーノードは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する必要があります。
- 永続共有ストレージは NFS を使用してプロビジョニングされる必要があります。
- 共有されていない永続ストレージは、iSCSI、FC、DASD/FCP と共に LSO を使用するなど、ローカルストレージを使用してプロビジョニングする必要があります。
これらの機能は、4.6 について IBM Z の OpenShift Container Platform にのみ利用できます。
- IBM System Z/LinuxONE で有効にされている HyperPAV (FICON 接続の ECKD ストレージの仮想マシン用)。
サポートされる機能
本リリースでは、IBM Z および LinuxONE で以下の機能がサポートされるようになりました。
- iSCSI を使用した永続ストレージ
- ローカルボリュームを使用した永続ストレージ (Local Storage Operator)
- OpenShift Do (odo)