1.2.4. 手動でメンテナーンスされた認証情報を使用したクラスターのアップグレード


認証情報が今後のリリースで追加される場合、手動でメンテナーンスされる認証情報をを含むクラスターの Cloud Credential Operator (CCO) の upgradable ステータスが false に変更されます。4.5 から 4.6 などのマイナーリリースの場合、このステータスは、更新されたパーミッションが処理されるまでアップグレードを防ぎます。4.5.10 から 4.5.11{b> <b}などの z-stream リリースの場合、アップグレードはブロックされませんが、認証情報は新規リリースに対して依然として更新される必要があります。

Web コンソールの Administrator パースペクティブを使用して、CCO がアップグレード可能であるかどうかを判別します。

  1. Administration Cluster Settings に移動します。
  2. CCO ステータスの詳細を表示するには、Cluster Operators 一覧で cloud-credential をクリックします。
  3. Conditions セクションの Upgradeable ステータスが False の場合、新規リリースの credentialsRequests を検査し、アップグレード前にクラスターで手動でメンテナーンスされる認証情報を一致するように更新します。

アップグレードするリリースイメージに新規の認証情報を作成するほかに、既存の認証情報に必要なパーミッションを確認し、新規リリースの既存コンポーネントに対する新しいパーミッション要件に対応する必要があります。CCO はこれらの不一致を検出できず、この場合、 upgradablefalse に設定しません。

クラウドプロバイダーのインストールコンテンツの IAM の手動作成 についてのセクションでは、クラウドに必要な認証情報を取得し、使用する方法について説明します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.