5.11.11. run


operator-sdk run コマンドは、さまざまな環境で Operator を起動できるオプションを提供します。

5.11.11.1. packagemanifests

run packagemanifests サブコマンドは、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して Operator のパッケージマニフェストをデプロイします。コマンド引数は、有効なパッケージマニフェストルートディレクトリー (<project_root>/packagemanifests など) に設定する必要があります。

表5.37 packagemanifests 引数
引数説明

--include (文字列)

ロールオブジェクトやサブスクリプションオブジェクトなどの Kubernetes リソースマニフェストへのファイルパス。これらは、run または cleanup によって生成されたデフォルトを補足またはオーバーライドします。

--install-mode (文字列)

OperatorGroup は、指定された InstallMode で作成されます。形式: InstallModeType[=ns1,ns2[, …​]]

--kubeconfig (文字列)

Kubernetes 設定ファイルへのファイルパス。デフォルト: $KUBECONFIG で指定された場所、または環境変数が設定されていない場合はデフォルトのファイルルール。

--olm-namespace (文字列)

OLM がインストールされている名前空間。デフォルト: olm

--operator-namespace (文字列)

Operator リソースが作成される名前空間。名前空間は、クラスターに既に存在するか、--include に渡されるマニフェストで定義されている必要があります。

--operator-version (文字列)

デプロイする Operator のバージョン。

--timeout <duration>

コマンドが失敗する前に完了するのを待機する時間。デフォルト: 2m0s

-h, --help

使用方法についてのヘルプの出力。

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