第5章 アラートの管理
OpenShift Container Platform 4.6 では、アラート UI を使用してアラート、サイレンス、およびアラートルールを管理できます。
- アラートルールアラートルールには、クラスター内の特定の状態を示す一連の条件が含まれます。アラートは、これらの条件が true の場合にトリガーされます。アラートルールには、アラートのルーティング方法を定義する重大度を割り当てることができます。
- Alertsアラートは、アラートルールで定義された条件が true の場合に発生します。アラートは、一連の状況が OpenShift Container Platform クラスター内で明確であることを示す通知を提供します。
- サイレンス。サイレンスをアラートに適用し、アラートの条件が true の場合に通知が送信されることを防ぐことができます。初期通知後はアラートをミュートにして、根本的な問題の解決に取り組むことができます。
アラート UI で利用可能なアラート、サイレンス、およびアラートルールは、アクセス可能なプロジェクトに関連付けられます。たとえば、cluster-administrator
権限でログインしている場合、アラート、サイレンス、およびアラートルールすべてにアクセスできます。
5.1. Administrator および Developer パースペクティブでのアラート UI へのアクセス
アラート UI は、OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブおよび Developer パースペクティブからアクセスできます。
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Administrator パースペクティブで、Monitoring
Alerting を選択します。このパースペクティブのアラート UI の主なページには、Alerts、Silences、および Alerting Rules という 3 つのページがあります。
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Developer パースペクティブで、Monitoring
<project_name> Alerts を選択します。このパースペクティブのアラートでは、サイレンスおよびアラートルールはすべて Alerts ページで管理されます。Alerts ページに表示される結果は、選択されたプロジェクトに固有のものです。
Developer パースペクティブでは、Project: 一覧からアクセスできる OpenShift Container Platform のコアプロジェクトおよびユーザー定義プロジェクトを選択できます。ただし、cluster-admin
権限がない場合、OpenShift Container Platform のコアプロジェクトに関連するアラート、サイレンス、およびアラートルールは表示されません。