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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.3.7. 容認を使用した クラスターロギング Pod 配置の制御
テイントおよび容認を使用することで、クラスターロギング Pod が特定のノードで実行され、その他のワークロードがそれらのノードで実行されないようにします。
テイントおよび容認は、単純な key:value
のペアです。ノードのテイントはノードに対し、テイントを容認しないすべての Pod を拒否するよう指示します。
key
は最大 253 文字までの文字列で、value
は最大 63 文字までの文字列になります。文字列は文字または数字で開始する必要があり、文字、数字、ハイフン、ドットおよびアンダースコアを含めることができます。
容認を使用したクラスターロギング CR のサンプル
3.7.1. 容認を使用したログストア Pod の配置の制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ログストア Pod が実行するノードを制御し、Pod の容認を使用して他のワークロードがそれらのノードを使用しないようにすることができます。
ClusterLogging
カスタムリソース (CR) を使用して容認をログストア Pod に適用し、テイントをノード仕様でノードに適用します。ノードのテイントは、テイントを容認しないすべての Pod を拒否するようノードに指示する key:value pair
です。他の Pod にはない特定の key:value
ペアを使用することで、ログストア Pod のみがそのノード上で実行されるようにできます。
デフォルトで、ログストア Pod には以下の容認があります。
tolerations: - effect: "NoExecute" key: "node.kubernetes.io/disk-pressure" operator: "Exists"
tolerations:
- effect: "NoExecute"
key: "node.kubernetes.io/disk-pressure"
operator: "Exists"
前提条件
- クラスターロギングおよび Elasticsearch がインストールされている。
手順
以下のコマンドを使用して、クラスターロギング Pod をスケジュールするノードにテイントを追加します。
oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>
$ oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下は例になります。
oc adm taint nodes node1 elasticsearch=node:NoExecute
$ oc adm taint nodes node1 elasticsearch=node:NoExecute
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この例では、テイントをキー
elasticsearch
、値node
、およびテイントの効果NoExecute
のあるnode1
に配置します。NoExecute
effect のノードは、テイントに一致する Pod のみをスケジュールし、一致しない既存の Pod を削除します。ClusterLogging
CR のlogstore
セクションを編集し、Elasticsearch Pod の容認を設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
この容認は、oc adm taint
コマンドで作成されたテイントと一致します。この容認のある Pod は node1
にスケジュールできます。