14.2.4. RAID 対応のデータボリュームの設定


ソフトウェア RAID のパーティション設定を有効にして、外部データボリュームを提供できます。

手順

  • ソフトウェア RAID を使用してデータボリュームを設定する <installation_directory>/openshift ディレクトリーにマシン設定を作成します。この例では、raid1-alt-storage.yaml という名前です。

    セカンダリーディスク設定ファイルの RAID 1 の例

    apiVersion: machineconfiguration.openshift.io/v1
    kind: MachineConfig
    metadata:
      labels:
        machineconfiguration.openshift.io/role: worker
      name: raid1-alt-storage
    spec:
      config:
        ignition:
          version: 3.1.0
        storage:
          disks:
          - device: /dev/sdc
            partitions:
            - label: data-1
            wipeTable: true
          - device: /dev/sdd
            partitions:
            - label: data-2
            wipeTable: true
          filesystems:
          - device: /dev/md/md-data
            format: xfs
            path: /var/lib/containers
            wipeFilesystem: true
          raid:
          - devices:
            - /dev/disk/by-partlabel/data-1
            - /dev/disk/by-partlabel/data-2
            level: raid1
            name: md-data
        systemd:
          units:
          - contents: |-
              [Unit]
              Before=local-fs.target
              Requires=systemd-fsck@dev-md-md\x2ddata.service
              After=systemd-fsck@dev-md-md\x2ddata.service
    
              [Mount]
              Where=/var/lib/containers
              What=/dev/md/md-data
              Type=xfs
    
              [Install]
              RequiredBy=local-fs.target
            enabled: true
            name: var-lib-containers.mount 1

    1
    別のマウントポイントを選択する場合は、マウントポイントに対応するユニット名を更新する必要があります。そうでないと、ユニットはアクティブになりません。echo $(systemd-escape -p $mountpoint).mount がある一致するユニット名を生成できます。$mountpoint は選択したマウントポイントです。
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