3.3.4. アプリケーション作成の変更
new-app
コマンドは、OpenShift Container Platform オブジェクトを生成します。このオブジェクトにより、作成されるアプリケーションがビルドされ、デプロイされ、実行されます。通常、これらのオブジェクトは現在のプロジェクトに作成され、これらのオブジェクトには入力ソースリポジトリーまたはインプットイメージから派生する名前が割り当てられます。ただし、new-app
でこの動作を変更することができます。
オブジェクト | 説明 |
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その他 | テンプレートのインスタンスを作成する際に、他のオブジェクトをテンプレートに基づいて生成できます。 |
3.3.4.1. 環境変数の指定
テンプレート、ソースまたはイメージからアプリケーションを生成する場合、-e|--env
引数を使用し、ランタイムに環境変数をアプリケーションコンテナーに渡すことができます。
$ oc new-app openshift/postgresql-92-centos7 \ -e POSTGRESQL_USER=user \ -e POSTGRESQL_DATABASE=db \ -e POSTGRESQL_PASSWORD=password
変数は、--env-file
引数を使用してファイルから読み取ることもできます。以下は、postgresql.env
というファイルの例です。
POSTGRESQL_USER=user POSTGRESQL_DATABASE=db POSTGRESQL_PASSWORD=password
ファイルから変数を読み取ります。
$ oc new-app openshift/postgresql-92-centos7 --env-file=postgresql.env
さらに --env-file=-
を使用することで、標準入力で環境変数を指定することもできます。
$ cat postgresql.env | oc new-app openshift/postgresql-92-centos7 --env-file=-
-e|--env
または --env-file
引数で渡される環境変数では、new-app
処理の一環として作成される BuildConfig
オブジェクトは更新されません。