5.3.7. ボリュームスナップショットの復元


VolumeSnapshot CRD コンテンツは、既存のボリュームを以前の状態に復元するために使用されます。

VolumeSnapshot CRD がバインドされ、readyToUse 値が true に設定された後に、そのリソースを使用して、スナップショットからのデータが事前に設定されている新規ボリュームをプロビジョニングできます。

前提条件

  • 実行中の OpenShift Container Platform クラスターにログインしている。
  • ボリュームスナップショットをサポートする Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用して作成される永続ボリューム要求 (PVC)。
  • ストレージバックエンドをプロビジョニングするストレージクラス。

手順

  1. 以下のように PVC に VolumeSnapshot データソースを指定します。

    pvc-restore.yaml

    apiVersion: v1
    kind: PersistentVolumeClaim
    metadata:
      name: myclaim-restore
    spec:
      storageClassName: csi-hostpath-sc
      dataSource:
        name: mysnap 1
        kind: VolumeSnapshot 2
        apiGroup: snapshot.storage.k8s.io 3
      accessModes:
        - ReadWriteOnce
      resources:
        requests:
          storage: 1Gi

    1
    ソースとして使用するスナップショットを表す VolumeSnapshot オブジェクトの名前。
    2
    VolumeSnapshot の値に設定する必要があります。
    3
    snapshot.storage.k8s.io の値に設定する必要があります。
  2. 以下のコマンドを実行して PVC を作成します。

    $ oc create -f pvc-restore.yaml
  3. 以下のコマンドを実行して、復元された PVC が作成されていることを確認します。

    $ oc get pvc

    2 つの異なる PVC が表示されます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.