1.8.24. RHBA-2021:1487 - OpenShift Container Platform 4.6.28 バグ修正の更新
発行日: 2021-05-12
OpenShift Container Platform リリース 4.6.28 が公開されました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2021:1487 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは RHBA-2021:1488 アドバイザリーで提供されています。
以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。
$ oc adm release info 4.6.28 --pullspecs
1.8.24.1. バグ修正
- 以前のバージョンでは、インストール時に SDN Pod はインストールの他の部分が完了するまで繰り返しクラッシュし、再起動していました。そのため、インストール時間が長くなりました。今回の更新により、SDN Pod は部分的にインストールされたクラスターの状態を読み取り、適切な時間まで待機できるようになりました。その結果、SDN Pod はクラッシュせず、インストールは遅延しなくなります。(BZ#1950407)
- 以前のバージョンでは、Cluster Samples Operator は監視するオブジェクトのコントローラーのキャッシュに変更を加える可能性がありました。これにより、Kubernetes がコントローラーキャッシュを管理する際にエラーが生じました。今回の更新により、Cluster Samples Operator がコントローラーキャッシュの情報を使用する方法が修正されました。そのため、Cluster Samples Operator はコントローラーキャッシュを変更してもエラーが生じなくなりました。(BZ#1950809)
- 以前のバージョンでは、アプリケーションのリソースが順不同に作成されるため、Web コンソールからサンプルアプリケーションを作成すると失敗する可能性がありました。今回の更新により、これらのリソースが作成される順序が指定され、これによりサンプルアプリケーションを作成するプロセスが安定します。(BZ#1933666)