2.2.2. ストレージ


  • Containerized Data Importer (CDI) は、コンテナーイメージレジストリーから コンテナーディスクストレージボリュームのインポート を迅速に行い、ストレージ容量をより効率的に割り当てられるようになりました。CDI は、HTTP エンドポイントからインポートするのにかかるのとほぼ時間でコンテナーディスクイメージをレジストリーからプルできます。基礎となるストレージをより効率的に使用できるように、サイズがディスクイメージと同等のディスクを Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) にインポートできます。
  • DataVolume が管理する仮想マシン (VM) ディスクを準備する際に、問題の診断およびトラブルシューティング が容易になりました。

    • 非同期イメージのアップロードの場合、ディスクイメージの仮想サイズがターゲット DataVolume のサイズよりも大きい場合、接続を閉じる前にエラーメッセージが返されます。
    • oc describe dv コマンドを使用して、PersistentVolumeClaim (PVC) Bound 状態の変更または転送の失敗をモニターできます。Status:Phase フィールドの値が Succeeded の場合、DataVolume を使用することができます。
  • 電源がオフ (オフライン) の仮想マシン (VM) のスナップショットを CLI で作成し、復元し、削除することができます。OpenShift Virtualization は、以下で オフライン仮想マシンのスナップショット をサポートします。

    • Red Hat OpenShift Container Storage
    • Kubernetes Volume Snapshot API をサポートする Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用するその他のストレージプロバイダー
  • smart-cloning を使用して、仮想ディスクのクローンをすぐに、かつ効率的に作成できるようになりました。PersistentVolumeClaim (PVC) ソースで DataVolume を作成すると、smart-cloning が自動的に実行されます。ストレージプロバイダーは、smart-cloning を使用するために CSI スナップショット API をサポートする必要があります。
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