7.15.3.5. データボリュームを使用して仮想マシンイメージをブロックストレージにインポートする


データボリュームを使用して、仮想マシンイメージをブロックストレージにインポートできます。仮想マシンを作成する前に、VirtualMachine マニフェストでデータボリュームを参照します。

前提条件

  • RAW、ISO、または QCOW2 形式の仮想マシンディスクイメージ (オプションで xz または gz を使用して圧縮される)。
  • データソースにアクセスするために必要な認証情報と共にイメージがホストされる HTTP または HTTPS エンドポイント

手順

  1. データソースに認証が必要な場合は、データソースのクレデンシャルを指定して Secret マニフェストを作成し、endpoint-secret.yaml として保存します。

    apiVersion: v1
    kind: Secret
    metadata:
      name: endpoint-secret 1
      labels:
        app: containerized-data-importer
    type: Opaque
    data:
      accessKeyId: "" 2
      secretKey:   "" 3
    1
    Secret の名前を指定します。
    2
    Base64 でエンコードされたキー ID またはユーザー名を指定します。
    3
    Base64 でエンコードされた秘密鍵またはパスワードを指定します。
  2. Secret マニフェストを適用します。

    $ oc apply -f endpoint-secret.yaml
  3. データ DataVolume マニフェストを作成し、仮想マシンイメージのデータソースと storage.volumeModeBlock を指定します。

    apiVersion: cdi.kubevirt.io/v1beta1
    kind: DataVolume
    metadata:
      name: import-pv-datavolume 1
    spec:
      storageClassName: local 2
        source:
          http:
            url: "https://mirror.arizona.edu/fedora/linux/releases/35/Cloud/x86_64/images/Fedora-Cloud-Base-35-1.2.x86_64.qcow2" 3
            secretRef: endpoint-secret 4
      storage:
        volumeMode: Block 5
        resources:
          requests:
            storage: 10Gi
    1
    データボリュームの名前を指定します。
    2
    オプション: ストレージクラスを設定するか、またはこれを省略してクラスターのデフォルトを受け入れます。
    3
    インポートするイメージの HTTP または HTTPS URL を指定します。
    4
    データソースの Secret を作成した場合は必須です。
    5
    ボリュームモードとアクセスモードは、既知のストレージプロビジョナーに対して自動的に検出されます。それ以外の場合は、Block を指定します。
  4. 仮想マシンイメージをインポートするために data volume を作成します。

    $ oc create -f import-pv-datavolume.yaml

仮想マシンを作成する前に、VirtualMachine マニフェストでこのデータボリュームを参照できます。

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