2.10.2. Red Hat OpenShift Service Mesh カスタムリソース
istio-system
プロジェクトは、Service Mesh のドキュメント全体でサンプルとして使用されますが、必要に応じて他のプロジェクトを使用できます。
カスタムリソース により、Red Hat OpenShift Service Mesh プロジェクトまたはクラスターで API を拡張することができます。Service Mesh をデプロイすると、プロジェクトパラメーターを変更するために変更できるデフォルトの ServiceMeshControlPlane
が作成されます。
Service Mesh Operator は、ServiceMeshControlPlane
リソースタイプを追加して API を拡張します。これにより、プロジェクト内に ServiceMeshControlPlane
オブジェクトを作成できます。ServiceMeshControlPlane
オブジェクトを作成することで、Operator にService Mesh コントロールプレーンをプロジェクトにインストールするよう指示でき、ServiceMeshControlPlane
オブジェクトで設定したパラメーターを使用して設定できます。
この例の ServiceMeshControlPlane
の定義には、サポートされるすべてのパラメーターが含まれ、これにより Red Hat Enterprise Linux (RHEL) をベースとした Red Hat OpenShift Service Mesh 1.1.18.2 イメージがデプロイされます。
3scale の Istio Adapter は、カスタムリソースファイルでデプロイされ、設定されます。また、稼働している 3scale アカウント (SaaS または On-Premises) が必要になります。
istio-installation.yaml の詳細例
apiVersion: maistra.io/v1 kind: ServiceMeshControlPlane metadata: name: basic-install spec: istio: global: proxy: resources: requests: cpu: 100m memory: 128Mi limits: cpu: 500m memory: 128Mi gateways: istio-egressgateway: autoscaleEnabled: false istio-ingressgateway: autoscaleEnabled: false ior_enabled: false mixer: policy: autoscaleEnabled: false telemetry: autoscaleEnabled: false resources: requests: cpu: 100m memory: 1G limits: cpu: 500m memory: 4G pilot: autoscaleEnabled: false traceSampling: 100 kiali: enabled: true grafana: enabled: true tracing: enabled: true jaeger: template: all-in-one