1.11.4.3. Service Mesh コントロールプレーンのアップグレード


Red Hat OpenShift Service Mesh をアップグレードするには、Red Hat OpenShift Service Mesh ServiceMeshControlPlane v2 リソースのバージョンフィールドを更新する必要があります。次に、設定と適用が完了したら、アプリケーション Pod を再起動して各サイドカープロキシーとその設定を更新します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform 4.9 以降を実行している。
  • 最新の Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がある。

手順

  1. ServiceMeshControlPlane リソースが含まれるプロジェクトに切り替えます。この例では、istio-system が Service Mesh コントロールプレーンプロジェクトの名前です。

    $ oc project istio-system
  2. v2 ServiceMeshControlPlane リソース設定をチェックし、これが有効であることを確認します。

    1. 以下のコマンドを実行して、ServiceMeshControlPlane リソースを v2 リソースとして表示します。

      $ oc get smcp -o yaml
      ヒント

      Service Mesh コントロールプレーン設定をバックアップします。

  3. .spec.version フィールドを更新し、設定を適用します。

    以下に例を示します。

    apiVersion: maistra.io/v2
    kind: ServiceMeshControlPlane
    metadata:
      name: basic
    spec:
      version: v2.2

    または、コマンドラインの代わりに Web コンソールを使用して Service Mesh コントロールプレーンを編集することもできます。OpenShift Container Platform Web コンソールで、Project をクリックし、入力したプロジェクト名を選択します。

    1. Operators Installed Operators をクリックします。
    2. ServiceMeshControlPlane インスタンスを見つけます。
    3. YAML view を選択し、直前の例のように YAML ファイルのテキストを更新します。
    4. Save をクリックします。
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