2.10.3.4. Istio Pilot 設定


Pilot を、リソース割り当てのスケジュールまたはその制限を設定するように設定できます。以下の例は、ServiceMeshControlPlane の Pilot パラメーターと適切な値を持つ利用可能なパラメーターの説明を示しています。

Pilot パラメーターの例

spec:
  runtime:
    components:
      pilot:
        deployment:
          autoScaling:
            enabled: true
            minReplicas: 1
            maxReplicas: 5
            targetCPUUtilizationPercentage: 85
        pod:
          tolerations:
          - key: node.kubernetes.io/unreachable
            operator: Exists
            effect: NoExecute
            tolerationSeconds: 60
          affinity:
            podAntiAffinity:
              requiredDuringScheduling:
              - key: istio
                topologyKey: kubernetes.io/hostname
                operator: In
                values:
                - pilot
        container:
          resources:
            limits:
              cpu: 100m
              memory: 128M

表2.9 Istio Pilot パラメーター
パラメーター説明デフォルト値

cpu

Pilot に要求される CPU リソースのパーセンテージ。

ご使用の環境設定に基づく、ミリコア単位の CPU リソース。

10m

memory

Pilot に要求されるメモリー量。

ご使用の環境設定に基づく、利用可能なバイト単位のメモリー (例: 200Ki、50Mi、5Gi)。

128Mi

autoscaleEnabled

このパラメーターは、自動スケーリングを有効/無効にします。小規模な環境では、このパラメーターを無効にします。

true/false

true

traceSampling

この値は、無作為のサンプリングの発生頻度を制御します。注: 開発またはテストの場合はこの値を増やします。

有効なパーセンテージ。

1.0

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