2.5.6.2. CLI からのコントロールプレーンのデプロイ
以下の手順に従って、CLI を使用して Red Hat OpenShift Service Mesh コントロールプレーンをデプロイします。
前提条件
- Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がインストールされている必要がある。
- Red Hat OpenShift Service Mesh のインストールのカスタマイズ方法についての手順を確認します。
-
cluster-admin
ロールを持つアカウントがある。 -
OpenShift CLI (
oc
) へのアクセスがある。
手順
cluster-admin
ロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform CLI にログインします。$ oc login --username=<NAMEOFUSER> https://<HOSTNAME>:6443
istio-system
という名前のプロジェクトを作成します。$ oc new-project istio-system
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Customize the Red Hat OpenShift Service Mesh installation にある例を使用して、
istio-installation.yaml
という名前のServiceMeshControlPlane
ファイルを作成します。必要に応じて値をカスタマイズして、ユースケースに合わせて使用することができます。実稼働デプロイメントの場合は、デフォルトの Jaeger テンプレートを変更する 必要 があります。 以下のコマンドを実行してコントロールプレーンをデプロイします。
$ oc create -n istio-system -f istio-installation.yaml
以下のコマンドを実行して、コントロールプレーンのインストールのステータスを確認します。
$ oc get smcp -n istio-system
STATUS 列が
ComponentsReady
の場合、インストールは正常に終了しています。NAME READY STATUS PROFILES VERSION AGE basic-install 11/11 ComponentsReady ["default"] v1.1.18 4m25s
以下のコマンドを実行して、インストールプロセス時の Pod の進捗を確認します。
$ oc get pods -n istio-system -w
以下のような出力が表示されるはずです。
出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE grafana-7bf5764d9d-2b2f6 2/2 Running 0 28h istio-citadel-576b9c5bbd-z84z4 1/1 Running 0 28h istio-egressgateway-5476bc4656-r4zdv 1/1 Running 0 28h istio-galley-7d57b47bb7-lqdxv 1/1 Running 0 28h istio-ingressgateway-dbb8f7f46-ct6n5 1/1 Running 0 28h istio-pilot-546bf69578-ccg5x 2/2 Running 0 28h istio-policy-77fd498655-7pvjw 2/2 Running 0 28h istio-sidecar-injector-df45bd899-ctxdt 1/1 Running 0 28h istio-telemetry-66f697d6d5-cj28l 2/2 Running 0 28h jaeger-896945cbc-7lqrr 2/2 Running 0 11h kiali-78d9c5b87c-snjzh 1/1 Running 0 22h prometheus-6dff867c97-gr2n5 2/2 Running 0 28h
マルチテナントインストールでは、Red Hat OpenShift Service Mesh はクラスター内で複数の独立したコントロールプレーンをサポートします。ServiceMeshControlPlane
テンプレートを使用すると、再利用可能な設定を作成することができます。詳細は、コントロールプレーンテンプレートの作成 について参照してください。