1.2.4.4. 非推奨になった Red Hat OpenShift Service Mesh 2.0 の機能
Mixer コンポーネントはリリース 2.0 で非推奨となり、リリース 2.1 で削除されます。Mixer を使用した拡張機能の実装はリリース 2.0 でも引き続きサポートされますが、拡張機能を新規の WebAssembly メカニズムに移行する必要があります。
以下のリソースタイプは Red Hat OpenShift Service Mesh 2.0 でサポートされなくなりました。
Policy
(authentication.istio.io/v1alpha1) はサポートされなくなりました。Policy リソースの特定の設定によっては、同じ効果を実現するために複数のリソースを設定しなければならない場合があります。-
RequestAuthentication
(security.istio.io/v1beta1) の使用 -
PeerAuthentication
(security.istio.io/v1beta1) の使用
-
ServiceMeshPolicy
(maistra.io/v1) はサポートされなくなりました。-
上記のように
RequestAuthentication
またはPeerAuthentication
を使用しますが、Service Mesh コントロールプレーン namespace に配置します。
-
上記のように
RbacConfig
(rbac.istio.io/v1alpha1) はサポートされなくなりました。-
AuthorizationPolicy
(security.istio.io/v1beta1) に置き換わります。これはRbacConfig
、ServiceRole
、およびServiceRoleBinding
の動作を包含します。
-
ServiceMeshRbacConfig
(maistra.io/v1) がサポートされなくなりました。-
上記のように
AuthorizationPolicy
を使用しますが、Service Mesh コントロールプレーンの namespace に配置します。
-
上記のように
-
ServiceRole
(rbac.istio.io/v1alpha1) がサポートされなくなりました。 -
ServiceRoleBinding
(rbac.istio.io/v1alpha1) がサポートされなくなりました。 -
Kiali では、
login
およびLDAP
ストラテジーは非推奨になりました。今後のバージョンでは、OpenID プロバイダーを使用した認証が導入されます。