12.8.2. 仮想マシンに関するデータの収集
仮想マシン (VM) の誤動作に関するデータを収集することで、根本原因の分析および特定に必要な時間を最小限に抑えることができます。
前提条件
Windows 仮想マシン:
- Red Hat サポート用に Windows パッチ更新の詳細を記録します。
- VirtIO ドライバーの最新バージョンをインストールします。VirtIO ドライバーには、QEMU ゲストエージェントが含まれています。
- リモートデスクトッププロトコル (RDP) が有効になっている場合は、RDP を使用して仮想マシンに接続し、接続ソフトウェアに問題があるかどうかを判断します。
手順
-
誤動作している仮想マシンに関する詳細な
must-gather
を収集します。 - 仮想マシンを再起動する前に、クラッシュした仮想マシンのスクリーンショットを収集します。
- 誤動作している仮想マシンに共通する要因を記録します。たとえば、仮想マシンには同じホストまたはネットワークがあります。
12.8.2.1. 関連情報
- Windows VM への VirtIO ドライバー のインストール
- ホストアクセスなしで Windows VM に VirtIO ドライバー をダウンロードしてインストール
- Web コンソール または コマンドライン を使用して RDP で Windows 仮想マシンに接続する
-
仮想マシン に関する
must-gather
データの収集