This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.6.5. コンテナーによる API オブジェクト使用の許可
Downward API は、OpenShift Container Platform に結合せずにコンテナーが API オブジェクトについての情報を使用できるメカニズムです。この情報には、Pod の名前、namespace およびリソース値が含まれます。コンテナーは、環境変数やボリュームプラグインを使用して Downward API からの情報を使用できます。
6.5.1. Downward API の使用によるコンテナーへの Pod 情報の公開
Downward API には、Pod の名前、プロジェクト、リソースの値などの情報が含まれます。コンテナーは、環境変数やボリュームプラグインを使用して Downward API からの情報を使用できます。
Pod 内のフィールドは、FieldRef
API タイプを使用して選択されます。FieldRef
には 2 つのフィールドがあります。
フィールド | 説明 |
---|---|
| Pod に関連して選択するフィールドのパスです。 |
|
|
現時点で v1 API の有効なセレクターには以下が含まれます。
セレクター | 説明 |
---|---|
| Pod の名前です。これは環境変数およびボリュームでサポートされています。 |
| Pod の namespace です。 これは環境変数およびボリュームでサポートされています。 |
| Pod のラベルです。これはボリュームでのみサポートされ、環境変数ではサポートされていません。 |
| Pod のアノテーションです。これはボリュームでのみサポートされ、環境変数ではサポートされていません。 |
| Pod の IP です。これは環境変数でのみサポートされ、ボリュームではサポートされていません。 |
apiVersion
フィールドは、指定されていない場合は、対象の Pod テンプレートの API バージョンにデフォルト設定されます。