2.6.2.4. Basic 認証シークレットの作成


管理者は Basic 認証シークレットを作成できます。これにより、Basic 認証に必要な認証情報を保存できます。このシークレットタイプを使用する場合は、Secret オブジェクトの data パラメーターには、base64 形式でエンコードされた以下のキーが含まれている必要があります。

  • username: 認証用のユーザー名
  • password: 認証のパスワードまたはトークン
注記

stringData パラメーターを使用して、クリアテキストコンテンツを使用できます。

手順

  1. コントロールプレーンノードの YAML ファイルに Secret オブジェクトを作成します。

    secret オブジェクトの例

    apiVersion: v1
    kind: Secret
    metadata:
      name: secret-basic-auth
    type: kubernetes.io/basic-auth 1
    data:
    stringData: 2
      username: admin
      password: t0p-Secret

    1
    Basic 認証のシークレットを指定します。
    2
    使用する Basic 認証値を指定します。
  2. 以下のコマンドを使用して Secret オブジェクトを作成します。

    $ oc create -f <filename>.yaml
  3. Pod でシークレットを使用するには、以下を実行します。

    1. シークレットの作成方法についてセクションに示すように、Pod のサービスアカウントを更新してシークレットを参照します。
    2. シークレットの作成方法についてに示すように、シークレットを環境変数またはファイル (secret ボリュームを使用) として使用する Pod を作成します。

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