5.8. API サーバーソースの作成
API サーバーソースは、Knative サービスなどのイベントシンクを Kubernetes API サーバーに接続するために使用できるイベントソースです。API サーバーソースは Kubernetes イベントを監視し、それらを Knative Eventing ブローカーに転送します。
5.8.1. Web コンソールを使用した API サーバーソースの作成
Knative Eventing がクラスターにインストールされると、Web コンソールを使用して API サーバーソースを作成できます。OpenShift Container Platform Web コンソールを使用すると、イベントソースを作成するための合理的で直感的なユーザーインターフェイスが提供されます。
前提条件
- OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- OpenShift Serverless Operator および Knative Eventing がクラスターにインストールされている。
- OpenShift Container Platform でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションを持つプロジェクトにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
- Add ページに移動し、Event Source を選択します。
- Event Sources ページで、Type セクションで ApiServerSource を選択します。
ApiServerSource を設定します。
-
APIVERSION に
v1
を、KIND にEvent
を入力します。 - 作成したサービスアカウントの Service Account Name を選択します。
- イベントソースの Sink を選択します。Sink は、チャネル、ブローカー、またはサービスなどの Resource、または URI のいずれかになります。
-
APIVERSION に
- Create をクリックします。
検証
API サーバーソースの作成後、これが Topology ビューでシンクされるサービスに接続されていることを確認できます。
URI シンクが使用される場合、URI sink
API サーバーソースの削除
- Topology ビューに移動します。
API サーバーソースを右クリックし、Delete ApiServerSource を選択します。