1.20.5. 3scale 外部 ServiceEntry オブジェクトの適用
threescale-wasm-auth
モジュールに 3scale に対するクエストを承認させるには、モジュールは 3scale サービスにアクセスできる必要があります。これは、外部 ServiceEntry
オブジェクトを適用して Red Hat OpenShift Service Mesh および Istio 内で実行できます。
Service Management API および Account Management API のバックエンドおよびシステムコンポーネントについて、カスタムリソースは、Service Mesh 内からホスト型 3scale (SaaS) にアクセスするためのサービスエントリーを設定します。Service Management API は、各リクエストの承認ステータスのクエリーを受信します。Account Management API は、サービスの API 管理設定を提供します。
手順
以下の外部
ServiceEntry
カスタムリソースをクラスターに適用します。ホスト型 3scale バックエンド用のカスタムリソース
apiVersion: networking.istio.io/v1beta1 kind: ServiceEntry metadata: name: threescale-saas-backend spec: hosts: - su1.3scale.net ports: - number: 443 name: https protocol: HTTPS location: MESH_EXTERNAL resolution: DNS
ホスト型 3scale システムのカスタムリソース
apiVersion: networking.istio.io/v1beta1 kind: ServiceEntry metadata: name: threescale-saas-system spec: hosts: - multitenant.3scale.net ports: - number: 443 name: https protocol: HTTPS location: MESH_EXTERNAL resolution: DNS
以下のいずれかの方法を使用して
oc apply
コマンドを使用して、オブジェクトを適用できます。オブジェクトを 1 つ以上のファイルに保存し、以下の構文を使用します。
$ oc apply -f <filename.yml>
最初にファイルに保存せずにオブジェクトを適用するには、以下のコマンドを使用します。
$ echo -n "<filename.yml>" | oc apply -f -
または、メッシュ内の 3scale サービスをデプロイすることができます。これには、カスタムリソース内のこれらのサービスの場所を変更します。
関連情報