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4.2.5.3. バックアップとスナップショットの場所のシークレットの作成

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同じ認証情報を使用する場合は、バックアップとスナップショットの場所に Secret オブジェクトを作成します。

Secret のデフォルト名は cloud-credentials です。

前提条件

  • オブジェクトストレージとクラウドストレージは同じ認証情報を使用する必要があります。
  • Velero のオブジェクトストレージを設定する必要があります。
  • オブジェクトストレージ用の credentials-velero ファイルを適切な形式で作成する必要があります。

手順

  • デフォルト名で Secret を作成します。

    $ oc create secret generic cloud-credentials -n openshift-adp --from-file cloud=credentials-velero

Secret は、Data Protection Application をインストールするときに、DataProtectionApplication CR の spec.backupLocations.credential ブロックで参照されます。

4.2.5.3.1. さまざまなバックアップおよびスナップショットの場所の認証情報のシークレットを設定

バックアップとスナップショットの場所で異なる認証情報を使用する場合は、次の 2 つの Secret オブジェクトを作成します。

  • カスタム名のバックアップ場所 Secret。カスタム名は、DataProtectionApplication カスタムリソース (CR) の spec.backupLocations ブロックで指定されます。
  • スナップショットの場所 Secret (デフォルト名は cloud-credentials)。この Secret は、DataProtectionApplication で指定されていません。

手順

  1. スナップショットの場所の credentials-velero ファイルをクラウドプロバイダーに適した形式で作成します。
  2. デフォルト名でスナップショットの場所の Secret を作成します。

    $ oc create secret generic cloud-credentials -n openshift-adp --from-file cloud=credentials-velero
  3. オブジェクトストレージに適した形式で、バックアップ場所の credentials-velero ファイルを作成します。
  4. カスタム名を使用してバックアップ場所の Secret を作成します。

    $ oc create secret generic <custom_secret> -n openshift-adp --from-file cloud=credentials-velero
  5. 次の例のように、カスタム名の SecretDataProtectionApplication に追加します。

    apiVersion: oadp.openshift.io/v1alpha1
    kind: DataProtectionApplication
    metadata:
      name: <dpa_sample>
      namespace: openshift-adp
    spec:
      configuration:
        velero:
          defaultPlugins:
            - aws
            - openshift
        restic:
          enable: true
      backupLocations:
        - velero:
            config:
              profile: "default"
              region: minio
              s3Url: <url>
              insecureSkipTLSVerify: "true"
              s3ForcePathStyle: "true"
            provider: aws
            default: true
            credential:
              key: cloud
              name:  <custom_secret> 1
            objectStorage:
              bucket: <bucket_name>
              prefix: <prefix>
    1
    カスタム名のバックアップ場所 Secret
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