6.4.3. クラスター設定リファレンス


ISO イメージを作成すると、ターゲットクラスターから設定が取得され、新しいノードに適用されます。これらの設定は、nodes-config.yaml ファイルで新しい値を指定するか、ISO イメージを作成する前に oc adm node-image create コマンドに追加するフラグを指定することで上書きできます。

YAML ファイルのパラメーター

nodes-config.yaml ファイルで指定できる設定パラメーターについて、次の表で説明します。

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表6.2 nodes-config.yaml のパラメーター
パラメーター説明
hosts:

ホストの設定。

ホスト設定オブジェクトの配列。

hosts:
  hostname:

ホスト名。動的ホスト設定プロトコル (DHCP) または逆引き DNS ルックアップから取得したホスト名をオーバーライドします。各ホストには、いずれかの手段で指定された一意のホスト名が必要ですが、このパラメーターを使用したホスト名の設定はオプションです。

文字列。

hosts:
  interfaces:

ホスト上のインターフェイスの名前と MAC アドレスのマッピングテーブルを提供します。nodes-config.yaml ファイルに NetworkConfig セクションが指定されている場合、このテーブルを含める必要があります。値は NetworkConfig セクションで指定されているマッピングと一致する必要があります。

ホスト設定オブジェクトの配列。

hosts:
  interfaces:
    name:

ホスト上のインターフェイスの名前。

文字列。

hosts:
  interfaces:
    macAddress:

ホスト上のインターフェイスの MAC アドレス。

たとえば 00-B0-D0-63-C2-26 などの MAC アドレス。

hosts:
  rootDeviceHints:

特定デバイスへの Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージのプロビジョニングを有効にします。node-adding ツールが、デバイスを検出した順序で検査し、検出した値をヒントの値と比較します。ヒントの値と一致する最初に検出されたデバイスが使用されます。

キーと値のペアのディクショナリー。詳細は、「OpenShift インストール環境のセットアップ」ページの「ルートデバイスのヒント」を参照してください。

hosts:
  rootDeviceHints:
    deviceName:

RHCOS イメージがプロビジョニングされるデバイスの名前。

文字列。

hosts:
  networkConfig:

ホストネットワーク定義。この設定は、nmstate ドキュメント で定義されている Host Network Management API と一致する必要があります。

ホストネットワーク設定オブジェクトのディクショナリー。

cpuArchitecture:

オプション: 追加するノードのアーキテクチャーを指定します。このパラメーターを使用すると、必要に応じてクラスターのデフォルト値をオーバーライドできます。

文字列。

sshKey:

オプション: クラスターマシンへのアクセスを認証するための SSH キーを含むファイル。

文字列。

bootArtifactsBaseURL:

オプション: iPXE スクリプトの生成時に、Preboot Execution Environment (PXE) アセットをアップロードするサーバーの URL を指定します。ISO イメージではなく PXE アセットを生成するには、--pxe フラグも設定する必要があります。

文字列。

コマンドフラグのオプション

oc adm node-image create コマンドでコマンドフラグを使用すると、作成するノードを設定できます。

次の表は、1 つのノードの作成時以外にも使用できるコマンドフラグを説明しています。

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表6.3 一般的なコマンドフラグ
フラグ説明

--certificate-authority

マネージドコンテナーイメージレジストリーと通信するときに使用する認証局バンドルへのパス。--insecure フラグが使用されている場合、このフラグは無視されます。

String

--dir

設定ファイルを含むパス (ファイルが指定されている場合)。このパスは、生成されたアーティファクトを保存するためにも使用されます。

String

--insecure

レジストリーへのプッシュおよびプル操作を HTTP 経由で実行することを許可します。

Boolean

-o--output-name

生成される出力イメージの名前。

String

p--pxe

起動可能な ISO ファイルの代わりに、Preboot Execution Environment (PXE) アセットを生成します。

このフラグが設定されている場合は、nodes-config.yaml ファイルの bootArtifactsBaseURL パラメーターを使用して、PXE アセットをアップロードするサーバーの URL を指定することもできます。

Boolean

-a--registry-config

レジストリー認証情報へのパス。または、REGISTRY_AUTH_FILE 環境変数を指定することもできます。デフォルトのパスは、${XDG_RUNTIME_DIR}/containers/auth.json/run/containers/${UID}/auth.json${XDG_CONFIG_HOME}/containers/auth.json${DOCKER_CONFIG}~/.docker/config.json~/.dockercfg.非推奨の REGISTRY_AUTH_PREFERENCE 環境変数を "docker" 値に変更すると、Podman よりも Docker 認証情報を優先するように順序を変更できます。

String

-r--report

プロセスが成功したかどうかにかかわらず、ノード作成プロセスのレポートを生成します。このフラグを指定しない場合は、失敗した場合にのみレポートが生成されます。

Boolean

--skip-verification

取得したコンテンツの整合性の検証をスキップするオプション。これは推奨されませんが、古いイメージレジストリーからイメージをインポートするときに必要になる場合があります。レジストリーが信頼できるとわかっている場合にのみ検証を省略してください。

Boolean

次の表は、1 つのノードの作成時にのみ使用できるコマンドフラグを説明しています。

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表6.4 1 つのノードを作成するときにのみ使用するコマンドフラグ
フラグ説明

-c--cpu-architecture

ノードのインストールに使用する CPU アーキテクチャー。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

--hostname

ノードに設定するホスト名。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

-m--mac-address

設定を適用するホストの特定に使用する MAC アドレス。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

--network-config-path

ノードに適用する NMState 設定を含む YAML ファイルへのパス。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

--root-device-hint

イメージのルートファイルシステムの保存場所を指定するためのヒント。使用できる形式は <hint_name>:<value> です。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

-k--ssh-key-path

ノードにアクセスするために使用する SSH キーへのパス。このフラグは 1 つのノードを作成するときにのみ使用できます。--mac-address フラグを定義する必要があります。

String

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