5.2. ビルドの管理およびセキュリティー
Source-to-Image (S2I) を使用して、ソースコードとベースイメージを組み合わせることができます。ビルダーイメージ は S2I を利用し、開発および運用チームの再現可能なビルド環境での協業を可能にします。
開発者がビルドイメージを使用して、アプリケーション用に Git でコードをコミットする場合、OpenShift Container Platform は以下の機能を実行できます。
- コードリポジトリーの Webhook または他の自動化された継続的インテグレーション (CI) プロセスのいずれかで、利用可能なアーティファクト、S2I ビルダーイメージ、および新たにコミットされたコードを使用して新規イメージの自動アセンブルをトリガーします。
- 新規にビルドしたイメージを自動的にデプロイし、テストします。
- テスト済みのイメージを実稼働にプロモートします。 ここでは CI プロセスを使用して自動的にデプロイされます。
![Source-to-Image Builds](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/OpenShift_Container_Platform-3.11-Container_Security_Guide-ja-JP/images/4c8819a290460416a88d9f0d93d296e7/build_process1.png)
OpenShift Container レジストリーを使用して、最終イメージへのアクセスを管理できます。S2I イメージおよびネイティブビルドイメージの両方は OpenShift Container レジストリーに自動的にプッシュされます。
CI の組み込まれた Jenkins のほかに、独自のビルド/ CI 環境を RESTful API および API 準拠のイメージレジストリーを使用して OpenShift Container Platform に統合することもできます。
参考文献
OpenShift Container Platform 開発者ガイド
- OpenShift Container Platform Architecture:Source-to-Image (S2I) Build
-
OpenShift Container Platform Using Images:Other Images
Jenkins