12.3.3. 新規 etcd CA の再デプロイ
openshift-etcd/redeploy-ca.yml Playbook は、新規 CA 証明書を生成し、すべての etcd ピアとマスタークライアントに更新したバンドルを配布することによって etcd CA 証明書を再デプロイします。
これには、以下の順次の再起動も伴います。
- etcd
- マスターサービス
新たに生成された etcd CA を再デプロイするには、以下を実行します。
openshift-etcd/redeploy-ca.yml Playbook を実行し、インベントリーファイルを指定します。
$ cd /usr/share/ansible/openshift-ansible $ ansible-playbook -i <inventory_file> \ playbooks/openshift-etcd/redeploy-ca.yml
playbooks/openshift-etcd/redeploy-ca.yml
Playbook の初回実行後に、CA 記号を含む圧縮バンドルは /etc/etcd/etcd_ca.tgz
に永続化されます。CA 記号は新規 etcd 証明書の生成に必要です。そのため、それらがバックアップされていることが重要になります。
Playbook が再度実行されたときの予防措置として、ディスク上のこのバンドルが上書きされないようになっています。Playbook を再度実行するには、バンドルをこのパスからバックアップして移動してから Playbook を実行します。
新規 etcd CA が導入されている場合、新規 CA によって署名された証明書を etcd ピアとマスタークライアントに再デプロイする必要がある場合にはいつでも openshift-etcd/redeploy-certificates.yml Playbook を使用できます。または、redeploy-certificates.yml Playbook を使用して、etcd ピアとマスタークライアントに加えて、OpenShift Container Platform コンポーネントの証明書も再デプロイできます。
etcd
証明書の再デプロイにより、serial
がすべてのマスターホストにコピーされる可能性があります。