9.5. Kubernetes デプロイメントサポート


9.5.1. デプロイメントオブジェクトタイプ

Kubernetes には、OpenShift Container Platform では デプロイメント と呼ばれるファーストクラスのオブジェクトタイプがあります。このオブジェクトタイプ (ここでは区別するために Kubernetes デプロイメント と呼びます) は、デプロイメント設定オブジェクトタイプの派生タイプとして機能します。

デプロイメント設定と同様に、Kubernetes デプロイメントは Pod テンプレートとして、アプリケーションの特定のコンポーネントの必要とされる状態を記述します。Kubernetes デプロイメントは レプリカセット (レプリケーションコントローラー の反復) を作成して、Pod ライフサイクルをオーケストレーションします。

たとえば、Kubernetes デプロイメントのこの定義は、レプリカセットを作成して hello-openshift Pod を 1 つ起動します。

例: Kubernetes デプロイメント定義 hello-openshift-deployment.yaml

apiVersion: apps/v1
kind: Deployment
metadata:
  name: hello-openshift
spec:
  replicas: 1
  selector:
    matchLabels:
      app: hello-openshift
  template:
    metadata:
      labels:
        app: hello-openshift
    spec:
      containers:
      - name: hello-openshift
        image: openshift/hello-openshift:latest
        ports:
        - containerPort: 80

ローカルファイルに定義を保存した後に、Kubernetes デプロイメントの作成にこのファイルを使用できます。

$ oc create -f hello-openshift-deployment.yaml

CLI を使用して、getdescribe などの 一般的な操作 で記載されているように、Kubernetes デプロイメントと、他のオブジェクトタイプなどのレプリカセットを検証して、操作します。オブジェクトタイプの場合、Kubernetes デプロイメントには deployments または deploy を、レプリカセットには replicasets または rs を使用します。

デプロイメント および レプリカセット に関する詳細は、Kubernetes のドキュメントを参照してください。 CLI の使用方法の例で、ockubectl に置き換えてください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.