9.2.5. コンテナー内でのコマンドの実行


コンテナーにコマンドを追加して、イメージの ENTRYPOINT を却下して、コンテナーの起動動作を変更することができます。これは、指定したタイミングでデプロイメントごとに 1 回実行できる ライフサイクルフック とは異なります。

command パラメーターを、デプロイメントの spec フィールドを追加します。command コマンドを変更する args フィールドも追加できます (または command が存在しない場合には、ENTRYPOINT)。

...
spec:
  containers:
    -
    name: <container_name>
    image: 'image'
    command:
      - '<command>'
    args:
      - '<argument_1>'
      - '<argument_2>'
      - '<argument_3>'
...

たとえば、-jar および /opt/app-root/springboots2idemo.jar 引数を指定して、java コマンドを実行するには、以下を実行します。

...
spec:
  containers:
    -
    name: example-spring-boot
    image: 'image'
    command:
      - java
    args:
      - '-jar'
      - /opt/app-root/springboots2idemo.jar
...
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