第12章 サービスアカウント
12.1. 概要
ユーザーが OpenShift Container Platform CLI または web コンソールを使用する場合、API トークンは OpenShift API に対して認証を行いますが、一般ユーザーの認証情報が利用できない場合、通常各種コンポーネントが API 呼び出しを別個に実行します。ただし、一般ユーザーの認証情報を利用できない場合、以下のようにコンポーネントが API 呼び出しを行うのが通例になります。以下に例を示します。
- レプリケーションコントローラーが Pod を作成するか、または削除するために API 呼び出しを実行する。
- コンテナー内のアプリケーションが検出の目的で API 呼び出しを実行する。
- 外部アプリケーションがモニターリングおよび統合目的で API 呼び出しを実行する。
サービスアカウントは、一般ユーザーの認証情報を共有せずに API アクセスをより柔軟に制御する方法を提供します。