27.17.4. デフォルト StorageClass の変更
GCE と AWS を使用している場合にデフォルトの StorageClass を変更するには、以下のプロセスを使用します。
StorageClass の一覧を表示します。
$ oc get storageclass NAME TYPE gp2 (default) kubernetes.io/aws-ebs 1 standard kubernetes.io/gce-pd
- 1
(default)
はデフォルトの StorageClass を示します。
デフォルトの StorageClass のアノテーション
storageclass.kubernetes.io/is-default-class
の値をfalse
に変更します。$ oc patch storageclass gp2 -p '{"metadata": {"annotations": \ {"storageclass.kubernetes.io/is-default-class": "false"}}}'
アノテーション
storageclass.kubernetes.io/is-default-class=true
を追加するか、このアノテーションを変更して別の StorageClass をデフォルトにします。$ oc patch storageclass standard -p '{"metadata": {"annotations": \ {"storageclass.kubernetes.io/is-default-class": "true"}}}'
複数の StorageClass がデフォルトとしてマークされている場合、PVC は storageClassName
が明示的に指定されている場合にのみ作成できます。そのため、1 つの StorageClass のみをデフォルトとして設定する必要があります。
変更内容を確認します。
$ oc get storageclass NAME TYPE gp2 kubernetes.io/aws-ebs standard (default) kubernetes.io/gce-pd