2.5.5.6. OpenShift
このセクションでは、OpenShift Container Platform に特有の機能のグローバル設定について説明します。今後のリリースでは、 Middleware
セクションにある openshift 関連の設定は非推奨になる予定です。
現在、このセクションではレジストリーメトリクスの収集を設定できます。
openshift: version: 1.0 1 server: addr: docker-registry.default.svc 2 metrics: enabled: false 3 secret: <secret> 4 requests: read: maxrunning: 10 5 maxinqueue: 10 6 maxwaitinqueue 2m 7 write: maxrunning: 10 8 maxinqueue: 10 9 maxwaitinqueue 2m 10
- 1
- このセクションの設定バージョンを指定する必須エントリー。サポートされている値は
1.0
のみです。 - 2
- レジストリーのホスト名。マスターで設定されている値と同じ値に設定される必要があります。これは環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_SERVER_ADDR
で上書きされる可能性があります。 - 3
- メトリクスの収集を有効にするには
true
に設定します。これはブール環境変数REGISTRY_OPENSHIFT_METRICS_ENABLED
で上書きされる可能性があります。 - 4
- クライアント要求の承認に使用されるシークレット。メトリクスのクライアントは これを
Authorization
ヘッダーでベアラートークンとして使用します。環境変数REGISTRY_OPENSHIFT_METRICS_SECRET
で上書きできます。 - 5
- 同時に行えるプル要求の最大数。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_READ_MAXRUNNING
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。 - 6
- キューに入れられるプル要求の最大数。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_READ_MAXINQUEUE
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。 - 7
- 拒否されるまでのキューにあるプル要求の最大待機時間。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_READ_MAXWAITINQUEUE
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。 - 8
- 同時に行えるプッシュ要求の最大数。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_WRITE_MAXRUNNING
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。 - 9
- キューにあるプッシュ要求の最大数。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_WRITE_MAXINQUEUE
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。 - 10
- 拒否されるまでのキューにあるプッシュ要求の最大待機時間。環境変数
REGISTRY_OPENSHIFT_REQUESTS_WRITE_MAXWAITINQUEUE
で上書きできます。ゼロは無制限を意味します。
使用状況の情報については レジストリーメトリクスへのアクセス を参照してください。