第30章 HTTP プロキシーの使用
30.1. 概要
実稼働環境では、インターネットへの直接アクセスを拒否し、代わりに HTTP または HTTPS プロキシーを使用することができます。これらのプロキシーを使用するように OpenShift Container Platform を設定することは、設定ファイルまたは JSON ファイルで標準的な環境変数を設定するのと同じくらい簡単に実行できます。この設定は、クラスターインストール 時に実行するか、またはインストール後に行うことができます。
プロキシー設定はクラスター内の各ホストで同じである必要があります。したがって、プロキシーの設定やその変更を行う場合は、各 OpenShift Container Platform ホスト上のファイルを更新して同じ値にする必要があります。その後はクラスター内の各ホストで OpenShift Container Platform サービスを再起動する必要があります。
NO_PROXY
、HTTP_PROXY
、および HTTPS_PROXY
環境変数は、各ホストの /etc/origin/master/master.env および /etc/sysconfig/atomic-openshift-node ファイルにあります。