2.4.2. prepare
説明
APB を base64 エンコーディングでコンパイルし、これを Dockerfile のラベルとして作成します。
これにより、OAB はイメージをダウンロードせずにレジストリーから APB メタデータを読み取ることができます。このコマンドは APB ディレクトリー内から実行される必要があります。build
コマンドを実行すると、prepare も自動的に実行されます。 つまり、通常は prepare
自体を実行する必要はありません。
使用方法
$ apb prepare [OPTIONS]
オプション
オプション (短縮形表記) | 説明 |
---|---|
| ヘルプメッセージを表示 |
| APB 仕様を、Dockerfile という名前のファイルの代わりにターゲットファイル名に書き込みます。 |
例
Dockerfile に仕様フィールドのラベルを作成します。
$ apb prepare
Dockerfile-custom に仕様フィールドのラベルを作成します。
$ apb prepare --dockerfile Dockerfile-custom