3.3. ホストの健全性
クラスターが稼働していることを確認するには、マスターインスタンスに接続し、以下を実行します。
上記のクラスターサンプルから、3 つのマスターホスト、3 つのインフラストラクチャーノードホスト、および 3 つのノードホストで設定されていること、すべて実行中であることが分かります。これらはすべて実行中です。クラスター内のすべてのホストがこの出力に表示されます。
Ready
ステータスは、マスターホストがノードホストと通信でき、ノードが Pod を実行できる状態にあることを示します (スケジューリングが無効にされているノードを除く)。
etcd コマンドを実行する前に、etcd.conf ファイルを取得します。
source /etc/etcd/etcd.conf
# source /etc/etcd/etcd.conf
etcdctl
コマンドを使用して、すべてのマスターインスタンスから基本的な etcd のヘルスステータスを確認できます。
ただし、関連付けられたマスターホストを含め、etcd ホストについての詳細情報を取得するには、以下を実行します。
etcdctl --cert-file=$ETCD_PEER_CERT_FILE --key-file=$ETCD_PEER_KEY_FILE \ --ca-file=/etc/etcd/ca.crt --endpoints=$ETCD_LISTEN_CLIENT_URLS member list
# etcdctl --cert-file=$ETCD_PEER_CERT_FILE --key-file=$ETCD_PEER_KEY_FILE \
--ca-file=/etc/etcd/ca.crt --endpoints=$ETCD_LISTEN_CLIENT_URLS member list
295750b7103123e0: name=ocp-master-zh8d peerURLs=https://10.156.0.7:2380 clientURLs=https://10.156.0.7:2379 isLeader=true
b097a72f2610aea5: name=ocp-master-qcg3 peerURLs=https://10.156.0.11:2380 clientURLs=https://10.156.0.11:2379 isLeader=false
fea6dfedf3eecfa3: name=ocp-master-j338 peerURLs=https://10.156.0.9:2380 clientURLs=https://10.156.0.9:2379 isLeader=false
etcd クラスターがマスターサービスと同じ場所に配置されている場合はすべての etcd ホストにマスターホスト名が含まれますが、etcd サービスが別々のホストで実行されている場合はそれらの etcd ホスト名がすべて一覧表示されます。
etcdctl2
は、v2 データモデルの etcd クラスターのクエリーに使用するフラグが含まれる etcdctl
ツールのエイリアスです (v3 データモデルの場合は etcdctl3
)。