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3.3. ホストの健全性

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クラスターが稼働していることを確認するには、マスターインスタンスに接続し、以下を実行します。

$ oc get nodes
NAME                  STATUS                     AGE       VERSION
ocp-infra-node-1clj   Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-infra-node-86qr   Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-infra-node-g8qw   Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-master-94zd       Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-master-gjkm       Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-master-wc8w       Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-node-c5dg         Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-node-ghxn         Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7
ocp-node-w135         Ready                      1h        v1.6.1+5115d708d7

上記のクラスターサンプルから、3 つのマスターホスト、3 つのインフラストラクチャーノードホスト、および 3 つのノードホストで設定されていること、すべて実行中であることが分かります。これらはすべて実行中です。クラスター内のすべてのホストがこの出力に表示されます。

Ready ステータスは、マスターホストがノードホストと通信でき、ノードが Pod を実行できる状態にあることを示します (スケジューリングが無効にされているノードを除く)。

etcd コマンドを実行する前に、etcd.conf ファイルを取得します。

# source /etc/etcd/etcd.conf

etcdctl コマンドを使用して、すべてのマスターインスタンスから基本的な etcd のヘルスステータスを確認できます。

# etcdctl --cert-file=$ETCD_PEER_CERT_FILE --key-file=$ETCD_PEER_KEY_FILE \
  --ca-file=/etc/etcd/ca.crt --endpoints=$ETCD_LISTEN_CLIENT_URLS cluster-health
member 59df5107484b84df is healthy: got healthy result from https://10.156.0.5:2379
member 6df7221a03f65299 is healthy: got healthy result from https://10.156.0.6:2379
member fea6dfedf3eecfa3 is healthy: got healthy result from https://10.156.0.9:2379
cluster is healthy

ただし、関連付けられたマスターホストを含め、etcd ホストについての詳細情報を取得するには、以下を実行します。

# etcdctl --cert-file=$ETCD_PEER_CERT_FILE --key-file=$ETCD_PEER_KEY_FILE \
  --ca-file=/etc/etcd/ca.crt --endpoints=$ETCD_LISTEN_CLIENT_URLS member list
295750b7103123e0: name=ocp-master-zh8d peerURLs=https://10.156.0.7:2380 clientURLs=https://10.156.0.7:2379 isLeader=true
b097a72f2610aea5: name=ocp-master-qcg3 peerURLs=https://10.156.0.11:2380 clientURLs=https://10.156.0.11:2379 isLeader=false
fea6dfedf3eecfa3: name=ocp-master-j338 peerURLs=https://10.156.0.9:2380 clientURLs=https://10.156.0.9:2379 isLeader=false

etcd クラスターがマスターサービスと同じ場所に配置されている場合はすべての etcd ホストにマスターホスト名が含まれますが、etcd サービスが別々のホストで実行されている場合はそれらの etcd ホスト名がすべて一覧表示されます。

注記

etcdctl2 は、v2 データモデルの etcd クラスターのクエリーに使用するフラグが含まれる etcdctl ツールのエイリアスです (v3 データモデルの場合は etcdctl3)。

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