2.2.7. レジストリーコンソールの有効化
OpenShift Container Platform は、統合レジストリーへの Web ベースのインターフェイスを提供します。このレジストリーコンソールは、イメージを参照および管理するためのコンポーネント (任意) です。Pod として実行されているステートレスサービスとしてデプロイされます。
OpenShift Container Platform を スタンドアロンレジストリー としてインストールした場合、レジストリーコンソールはインストール時にすでにデプロイされ、そのセキュリティーが自動的に保護されています。
Cockpit がすでに実行されている場合、レジストリーコンソールとのポート競合 (デフォルトでは 9090) を避けるために、次に進む前にこれをシャットダウンする必要があります。
2.2.7.1. レジストリーコンソールのデプロイ
最初に レジストリーを公開 しておく必要があります。
デフォルトのプロジェクトにパススルールートを作成します。このルートは、以下の手順でレジストリーコンソールのアプリケーションを作成する際に必要になります。
$ oc create route passthrough --service registry-console \ --port registry-console \ -n default
レジストリーコンソールのアプリケーションをデプロイします。
<openshift_oauth_url>
を OpenShift Container Platform OAuth プロバイダー の URL に置き換えます。 通常これはマスターになります。$ oc new-app -n default --template=registry-console \ -p OPENSHIFT_OAUTH_PROVIDER_URL="https://<openshift_oauth_url>:8443" \ -p REGISTRY_HOST=$(oc get route docker-registry -n default --template='{{ .spec.host }}') \ -p COCKPIT_KUBE_URL=$(oc get route registry-console -n default --template='https://{{ .spec.host }}')
注記レジストリーコンソールへのログインの試行時にリダイレクト URL が間違っていた場合は、
oc get oauthclients
で OAuth クライアントを確認してください。- 最後に、Web ブラウザーでこのルート URI を使用しているコンソールを表示します。